ELAC CL-310JET

<準備中>

〜 製品紹介 〜
 ELACはドイツのスピーカメーカで、ここを代表する製品がこのCL-310JETです。
 CL-310JETの最大の特徴は、JET EMITTION TWEETERと呼ばれる特殊なトィータにあり、この製品の存在意義とも言えます。プリーツ状に畳んだダイヤフラム(振動板)を強力なネオジウム磁石で駆動しているそうで、通常のトィータとは比較にならない透明感と音域、駆動能力を持っています。ただ1つの欠点は、その強力な磁気回路のおかげで防磁構造に出来ないので管球式テレビの傍では使用できない事です。
 ウーハはトィータの強力な駆動力に負けない為に、振動板はコーン紙の上に0.2mmのアルミ箔を接着し、ストローク長を多く取る事で小型スピーカの弱点とされる能率の悪さを克服しています。実際、恐いくらいストロークします。

〜 深鈴的セッティング 〜
 ELAC CL-310JETは、その特殊な構造故に通常のダイナミックスピーカとは多少異なった特性を持っています。公称インピーダンスも4Ωと低く、利得も88dBとお世辞にも高いとは言えないので、パワー段のドライブ能力が要求されます。
 低インピーダンス、低利得なスピーカに存分な仕事をさせるには大量の電流を流す必要があるので、スピーカケーブルは大電流を流しても応答性を失わない物が必要です。

〜 そ・こ・で 〜
 いくつかのパターンを試した結果、バイワイヤリングにしました。
低域:古河電工 μ-S1 via WBT-0645
高域:古河電工 μ-R3 直結

 Belden Studio718MK2も試してみましたが、こんなに腑抜けだったかと思うくらい駄目でした。単体使用では全てが鈍ってしまい使い物にならず、μ-S1とのバイワイヤリングに参加させると顕著に718の力不足が出てきます。高域に適用すると吹け上がりが悪く、低域では迫力がありません。

〜 使用機器 〜
プリメインアンプ Accuphase E-307
DAコンバータ  DAC-10(E-307内蔵用)

2003.08.31 由羽